僕、お金持ちになりますっ!!

元外資系金融勤務。お金持ち、富裕層になるべく、投資信託を中心に考えていきます!

どの投資信託買えばいいの!?投資信託の選び方の一つ。その一、リスク&リターン。

今は投資ブームもありまして、これから投信信託での運用を始めようとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
また、今まで投資信託は銀行や証券会社に勧められるがままに買ってきた方もいらっしゃるかもしれません。

今では銀行や証券会社が手数料がかかる投資信託がネット証券では手数料もかからない、また似たような商品が手数料なく買える時代になりました。また、コストの抑えた優れたインデックス投信も今ではたくさんあります。
それが故に、どれに投資すればいいのであろうとお悩みになる方も多いでしょう。

検索しても「アメリカ株は~」「レバレッジが~」などの将来の見通しや特性が多く、より判断を難しくしてしまいます。
なので今回は、見通しや特性ではなく、過去の実績データからいつでも使える投資先の選び方からお話していきます!

今回はリスク&リターン!!

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引用元:モーニングスター

こちらは参考までに。
少し前のデータになりますが、1990年1月2日~2020年6月22日までのS&P500、NYダウ、NASDAQの比較チャートになります。
こちらは投資信託ではなく、アメリカ株式の主要3指数でありますが、見ていただければ分かるようNASDAQ>NYダウ>SP500の順の実績であります。
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注目頂きたいのこちらであります。
30年の年率リターンとリスクです!!
リターンは言うまでもないかと思いますが、このリスクが大事です。
リスクとは下落率ではありません。
リスクとはリターンの「標準偏差」であり、リターンのブレの大きさを表します!
リスクを標準偏差と記載している会社も多いです。

こちらの下の図もご覧になられたことはあるかと思います。
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では、NASDAQで考えてみましょう。

年率リターン10.84%、リスク21.63%になります。
平均値として毎年10.84%のリターンが見込めます。
仮に100万円投資すると1年後に平均で110.84万円になっているということです。

続いてリスク+リターン、リスクーリターンになります。
1σ:10.84%+21.63%=32.47%
-1σ:10.84%ー21.63%=-10.79%

要するに年率リターンが-10.79%から32.47%の可能性が68%になります。
仮に100万円投資すると1年後にだいたい(=68%の確率)で89.21万円から132.47万円になっているということです。

2σ:10.84%+21.63%+21.63%=54.1%
-2σ:10.84%ー21.63%ー21.63%=-32.42%

年率リターンが-32.42%から54.1%の可能性が95%になります。
仮に100万円投資すると1年後にほぼほぼ(=95%の確率)で67.58万円から154.10万円になっているということです。

このようにリスク、リターンを正しく理解されれば今後の投資先選定に役立つかもしれません。
投資信託の多くは3年ほどの表示になりますが、長ければ長い程有効です。
(例えば、2018年からのデータであるとリーマンショックのような下落考慮されていない等)
本日のデータは30年程になるため、より平均の年率リターン、リスクともに有効かと思います。

今回はあくまで過去実績のリスクリターンからの検証になりますので、今後はどの指数が有効かはこちらだけでは判断出来ません。
ただ、最初にご覧頂いたアメリカ株式、中でもNASDAQの平均リターンの高さ並びにリスクの高さがありますので、短期間の投資ほどリターンのブレが大きくなります。
そのような資産に関しては長期での積み立て運用、もしくは短期ではリターンが大きくマイナス時に投資といったリターンのブレの大きさを有効的に活用すべきかと思います!!
また、上記の可能性で1σ(≒68%)の想定リターン、2σ(≒95%)の想定リターンがご自身には耐えれないと感じたなら、他投資対象の方がよいのかもしれません。

リターンは魅力だけどリスク(≒リターンのばらつき)が怖いとお感じなら積み立てから始めるのも有効かもしれませんね!
また今度は別視点から検証していきたいと思います!

 
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